Simcenter™ MotorSolve DCMは初期デザインから性能の評価までのエンジニアによる一連の作業をスムーズに行うことが出来ます。
Simcenter™ MAGNET™モデルとして出力することで、有限要素解析モデルを簡単に作ることが出来ます。
Simcenter™ MotorSolveは、作業の効率改善と設計サイクルの短縮することを目的としたソフトウェアです。
これらを実現するうえでのキーポイントは、下記のとおりです。
初期デザインの寸法を決めることは、効率的に作業を行う上で重要になります。
Simcenter™ MotorSolveでは、トルク密度や電流密度などの条件から自動的に決定することが出来ます。
Simcenter™ MotorSolveDCMは様々な電機子及びステータタイプのテンプレートを選択し、 組み合わせる事が可能です。
各テンプレートのパラメータを変更するだけで、目的のモデルを作成することが出来ます。
Simcenter™ MotorSolveは、モータの自動巻線レイアウト機能が備わっており、基本情報を基に順位立てて適切なレイアウトを提案します。
これにより汎用ソフトウェアでは時間の掛かるターミナル設定作業を短縮することが出来ます。
また、ブラシやコミュテータも視覚的に設定が行えます。
自動有限要素解析に基づいてマシン性能を計算し、モデル構築、メッシュ定義、ポスト処理作成等の作業なしで、複数のデザインや駆動条件を比較した特性曲線を出力することが可能です。
パフォーマンスチャートではブラシ付きDCモータの基本的な特性をワンクリックで得ることができます。
モータのより詳細な特性を解析するために、必要なソルバーが用意されています。
瞬時の各解析結果の分布が確認可能です。
表示可能な分布は下記になります:
Simcenter™ MotorSolveは複数のデザインの仕様を比較するために、それぞれの設計仕様の管理をすることが出来ます。
また、モデル形状、仕様、解析結果をレポートとしてPDF形式、Web(htm)形式で出力することが可能です。
既存のテンプレートで対応していないモータ形状については、DXFデータを直接読み込み解析が可能です。また、オリジナルテンプレートの作成サービス(有償)も行っております。
ユーザ独自のアイデアをSimcenter™ MotorSolveに取り込むことが可能です。